脂質異常と診断されたけど、揚げ物食べたい！⇒酸化しない油を調べてみた

2020-04-162020-05-07

年末の健康診断の結果、「脂質異常」って書かれていたことを思い出し、改善を試みることにしました。

改善には運動、食事が大切なようですが、運動は適度にしているため、今回は食事について検討します。
脂質異常なので油を控えればいいのでしょうが、私は揚げ物が大好きです。

この記事で検討したことは次のとおりです。
●脂質異常（LDL＝悪玉コレステロールや中性脂肪が多い）を改善したい
●でも揚げ物は食べたい
●揚げ物に適した酸化しない油を知りたい

Contents

脂質異常ってなに？

人間ドックの診断結果に「脂質異常をみとめます。食生活に気を付けて…」と書かれていましたが、そもそも脂質異常ってなに？　と思ったので調べました。

その名の通り、脂質が異常な状態。
異常な状態というのは下記のいずれかのように ”血液中の脂質の値が基準値から外れた状態 ”です。
・HDL（善玉）コレステロールが少過ぎる
・LDL（悪玉）コレストロールが多過ぎる
・中性脂肪が多過ぎる

私の場合、下記のとおり、LDL（悪玉コレステロール）が多過ぎるという異常でした。

単位：mg/dl

脂質異常＝血液中の脂質が多い⇒血液の通り道が狭くなる⇒血管にダメージ
ということで、血管系の病気につながるリスクがあるようです。
例えば、脳梗塞、心筋梗塞、大動脈瘤、動脈硬化、腎臓障害などなど、怖い病気が多いです。

個人的には、血管が弱って血流も悪化すると、薄毛の進行につながりそうで
それはもう恐ろしい限りです。
ぜひとも改善したいものです。

私の場合、脂質異常の内容はLDL（悪玉コレステロール）が多過ぎることでした。

ではなぜ、多過ぎるのか。
厚労省の説明によると、LDL（悪玉コレステロール）の高値の原因で第一に挙げられるのは、食事中の飽和脂肪酸の摂り過ぎとのことです。

飽和脂肪酸は、肉の脂、乳製品等に多く含まれているそうです。

逆に、 LDL（悪玉コレステロール）を引き下げるのは不飽和脂肪酸とのことです。

なので、今日からの方針は次のように決めました!
　１．飽和脂肪酸を少なめに抑える
　２．不飽和脂肪酸を意識的に摂取する

方針は決まったところで、本題の揚げ物にふさわしいオイルを検討します。

LDL（悪玉コレステロール）を増やしてしまうのは飽和脂肪酸でした。

一方、LDL（悪玉コレステロール）を抑えるのは不飽和脂肪酸でした。

飽和脂肪酸の油を避け、不飽和脂肪酸の油を摂りたいので、油の種類を整理してみました。だいたい、下記のとおりです。

	油
飽和脂肪酸	・バター・ラード等固形の油・ココナッツオイルなど
不飽和脂肪酸	・えごま油・アマニ油・青魚の油・オリーブオイル・紅花油・こめ油・なたね油　　　　など

揚げるということは、油を加熱します。
加熱すると油は酸化が進みます。
酸化すると、臭い、味が悪くなるうえに、栄養価が下がってしまいます。

なんとか酸化しない油を使いたいものです。
上の不飽和脂肪酸の油でいうと、えごま油と亜麻仁油は加熱すると酸化しやすい油です。
これらは普段、加熱せずにいろんなものに後乗せでぶっかけて食べていますし、青魚の油は鯖缶で摂取しています。

揚げ物に使うとしたら、このなかでいうと、オリーブオイル、紅花油、こめ油、菜種油が入手しやすく、有料候補ですね。
鯖缶の油で揚げ物は厳しいですもんね（笑）

そこで、厚労省のHPで不飽和脂肪酸を調べたところ、血液中のLDL（悪玉コレステロール）を下げるものとして名指しで「オリーブオイル」と書かれていました。

また、こめ油は、油でありながら紅花油よりも菜種油よりも酸化しにくいという特徴があります。

できるだけ酸化しない油を選びたい。
そんなわけで、オリーブオイル、米油を採用したいと思います！
（酸化しないわけではなく、比較的酸化しにくい油です）

揚げる際には衣も大切ですよね。
衣については普通の唐揚げ粉とかで美味しくいただいていましたが、
LDLを抑えたいし、太りたくもない。

不飽和脂肪酸とはいえ、加熱すれば酸化する、酸化した油は身体によくない、
ということであまり身体には吸収したくないです。

そこで、いまちょうどテレビ（主治医が見つかる診療所）で素敵なことを言ってました。

吸油率（油を身体に取り込む率）を下げる魔法の粉、それは米粉！

なんと、米粉で揚げると油の吸収が抑えられるそうです。

米粉は小麦粉等に比べて脂質も少なく、私の脂質異常対策にもピッタリ。
さらに嬉しいことに、ダイエットにも良さそうです。

次の年末には、改善された人間ドック結果を報告したいと思います。

Posted by yossy2