【ウイルスじゃない】DMAppとは?電話権限を切っても大丈夫か、正体と安全性を解説

スマホのアプリ一覧に見慣れない「DMApp」や「com.qualcomm…」の文字を見つけて、
「もしかしてウイルス?」「なんで電話の権限が?」と、不安になっていませんか?
私も先日、自分のスマホで見つけてギョッとしました。でも、安心してください。
この記事では、その正体と、電話権限を切っても問題ないのかを、分かりやすく解説します。
DMAppとは?正体と役割
DMApp は、ColorOS(Oppo/OnePlus など)に含まれる「データ移行(Data Migration)」のシステムアプリです。
新しいスマホにデータを移すときに使われます。
通常はユーザーが直接操作することはなく、アイコンや権限一覧に表示されるのは 表示上の不具合(バグ的挙動) として報告があります。マルウェアではありません。
com.qualcomm.qti.devicestatisticsserviceとは?
こちらは Qualcomm(クアルコム)製チップに内蔵された「デバイス統計サービス」 です。
端末の利用状況やネットワーク状態の統計を取得・管理する役割があり、メーカーの品質改善や不具合解析に使われます。
公式のシステムサービスであり、危険なアプリではありません。
電話へのアクセス権限はなぜ必要?
Androidの「電話」権限には、通話状態の確認・SIM情報の読み取り などが含まれます。
データ移行や統計収集の都合で、通話中かどうか/SIMが有効か を知る必要があり、これらのコンポーネントが権限を要求することがあります。
結論:電話権限は オフにしてOK
- DMApp → データ移行を使わないなら オフで問題なし
- com.qualcomm.qti.devicestatisticsservice → 統計送信用なので オフでも日常利用に影響なし
⚠️ 注意点:端末やOSの仕様によっては、一度「許可しない」にすると権限リストから完全に消えてしまい、再びオンに戻せない場合があります。
そのため、元に戻せなくても困らないと判断できる方のみオフにするのがおすすめです。
実際の操作手順(安心の4ステップ)
- 設定アプリを開く
- 「アプリと通知」→「アプリの権限」(または「権限マネージャ」)へ
- 一覧から DMApp または com.qualcomm.qti.devicestatisticsservice を探す
- 「電話」を 許可しない に切り替える
手順の大きな流れ上記の通りですが、機種により多少は異なります。
よくある質問(FAQ)
Q:DMAppは消せますか?
A:多くの端末でアンインストールはできませんが、放置で問題ありません。権限はオフ推奨です。
Q:com.qualcomm.qti.devicestatisticsserviceは危険ですか?
A:いいえ。Qualcommの公式システムサービスです。不要なら権限をオフにしてもOKです。
まとめ
見慣れない名前でも、DMAppはColorOSのデータ移行用、com.qualcomm.qti.devicestatisticsserviceはQualcommの統計サービスです。
いずれも マルウェアではなく安全 と考えられ、電話権限はオフにして様子を見る方針でOK。
参考リンク
スマホの技術的な不安が解消されて、心に少し「余裕」が生まれたなら。
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