【コピペでOK】Google AI Studioのプロンプト例10選!ブログ記事もメールも自動作成

「Google AI Studioを始めたはいいけど、AIに何をお願いすればいいか分からない…」
「プロンプトって何を書けばいいの? どうも上手く指示が出せない…」
そんなふうに、いざAIを前にして、どう活用すればいいか具体的なイメージが湧かずに、手が止まってしまっていませんか?
私も最初は、AIの無限の可能性を前にして、「逆に何ができるんだろう?」と戸惑ってしまいました。
でも、安心してください。AIとの対話には、実は誰でも使える「型」のようなものが存在します。
その「型」さえ知ってしまえば、AIはあなたの思い通りに動いてくれる、最高のパートナーになるんです。
この記事では、そんなAIへの「命令文」であるプロンプトの具体的な例を10個、すぐに使えるテンプレート形式でご紹介します。
この記事のプロンプトをコピー&ペーストして少し書き換えるだけで、あなたも今日から、ブログ記事作成やメールの返信などをAIに任せることができるようになりますよ。
まずは結論から:プロンプトは「型」を真似るのが上達の近道
この記事でお伝えしたい、プロンプト活用のポイントはこちらです。
- プロンプトとは、AIへの「命令文」のことです。上手なプロンプトが、良い結果を引き出します。
- この記事では、ブログ記事作成、メール返信、アイデア出しなど、すぐに使えるプロンプトのテンプレートを10個ご紹介します。
- まずはコピペして、少しずつ自分流にアレンジしていくのが、AIを使いこなすための一番の近道です。
なぜ?良いプロンプトがAIの性能を引き出すのか
具体的なプロンプト例をご紹介する前に、少しだけ「なぜ、プロンプトがそんなに重要なのか」についてお話ししますね。
AIは非常に賢いですが、残念ながらあなたの心を読むことはできません。
例えば、あなたが「ブログ記事を書いて」とだけお願いしたとします。
AIは何について、どんな読者に向けて、どんな口調で書けばいいのか分からず、ありきたりで質の低い文章しか生み出せません。
それはまるで、新人アシスタントに「資料よろしく」とだけ言って、丸投げするようなものです。これでは良い結果は期待できませんよね。
良いプロンプトとは、新人アシスタントに渡す、丁寧で分かりやすい「指示書」のようなものです。
「あなたは誰で」「誰のために」「何を」「どんな形式で」作ってほしいのかを具体的に伝えることで、AIはその能力を最大限に発揮し、あなたが望む素晴らしいアウトプットを返してくれるのです。
これからご紹介するプロンプト例は、そんな「優れた指示書」のテンプレートです。ぜひ、これをベースにAIとの対話を楽しんでみてください。
【ブログ・仕事で使える】Google AI Studio プロンプト例10選
ここからは、具体的なプロンプト例を、目的別にご紹介します。
コピーして、【】 の部分をあなたのお願いしたい内容に書き換えて使ってみてください。
1. ブログ記事の構成案を作成するプロンプト例
# 命令書
あなたはプロのブロガーです。以下のテーマで、読者の悩みに寄り添い、解決策を提示するブログ記事の構成案を、見出し(H2, H3)形式で作成してください。
# テーマ
【ブログ記事のテーマを入力。例:HSP気質の人が、仕事で気疲れしないための5つの習慣】
2. ブログの導入文を作成するプロンプト例
# 命令書
あなたは共感力の高いライターです。以下の読者の悩みに深く共感し、この記事を読むことで得られる未来を示す、魅力的なブログの導入文(200〜300字程度)を作成してください。
# 読者の悩み
【記事を読む読者が抱える具体的な悩みを入力】
3. 難しい内容を分かりやすく要約するプロンプト例
# 命令書
あなたは知識を分かりやすく伝える専門家です。以下の文章を、専門用語を知らない初心者にも理解できるように、優しい言葉で要約してください。
# 元の文章
【ここに要約したい文章を貼り付ける】
4. 複数の選択肢のメリット・デメリットを比較するプロンプト例
# 命令書
あなたは中立的な立場の評論家です。以下の2つの選択肢について、それぞれのメリットとデメリットを、初心者にも分かりやすいように箇条書きで整理し、比較表を作成してください。
# 比較対象
* 選択肢A:【比較したいものを入力。例:Google AI Studio】
* 選択肢B:【比較したいものを入力。例:ChatGPT】
5. 丁寧なビジネスメールの返信文を作成するプロンプト例
# 命令書
あなたは優秀なビジネスパーソンです。以下の状況で、相手に失礼のない、丁寧なビジネスメールの返信文を作成してください。
# 状況
* 宛先:【相手の名前を入力。例:〇〇株式会社 △△様】
* 要件:【返信メールで伝えたいことを入力。例:打ち合わせ日程の調整をお願いしたい】
6. アイデアを10個出してもらうプロンプト例
# 命令書
あなたは創造性豊かなアイデアマンです。以下のテーマについて、ユニークで面白いアイデアを10個、箇条書きで提案してください。
# テーマ
【アイデアを出してほしいテーマを入力。例:ブログの新しい記事ネタ】
7. 商品のキャッチコピーを考えてもらうプロンプト例
# 命令書
あなたは敏腕コピーライターです。以下の商品の魅力が伝わる、心に響くキャッチコピーを5つ提案してください。
# 商品
【商品の名前と特徴を入力。例:癒やし効果のあるアロマキャンドル】
8. 文章を校正・修正してもらうプロンプト例
# 命令書
あなたは優秀な編集者です。以下の文章に、誤字脱字や不自然な表現がないかを確認し、より読みやすく、伝わりやすい文章に修正してください。
# 元の文章
【ここに校正したい文章を貼り付ける】
9. YouTube動画の企画を考えてもらうプロンプト例
# 命令書
あなたは人気YouTuberの企画作家です。以下のテーマで、視聴者が「見たい!」と思うようなYouTube動画の企画タイトルと、簡単な構成案を3つ提案してください。
# テーマ
【動画で扱いたいテーマを入力。例:Notionの便利な使い方】
10. 自分の役割を定義させるプロンプト例
# 命令書
あなたは、個人の体験談をベースにしたブログのプロライターです。以下の前提条件を深く理解し、私のブログ執筆の最高のパートナーとして振る舞ってください。
# 前提条件
* ブログのテーマ:【あなたのブログのテーマを入力】
* 運営者のペルソナ:【あなたのペルソナを入力】
* 想定読者:【あなたのブログの想定読者の特徴を入力】
* トーン&マナー:【あなたのブログのトーン&マナーを入力】
以上の前提条件を理解したら、「準備ができました。」とだけ返信してください。
(※これは、以前私がAiにお願いしたプロンプトそのものです。このようにAIに役割を最初に定義させることで、その後の対話の質が格段に向上します)
【うたたねこの実体験】
私も、AIにブログ記事のアイデアを出してもらうプロンプトをよく使います。
以前、ネタ切れで頭を抱えていた時に、藁にもすがる思いで「心が疲れている人向けの、ブログ記事のネタを10個ください」とお願いしてみたんです。
すると、AIは「『何もしない日』を自分に許可する方法」や「情報断食のすすめ」など、自分では思いつかなかった素晴らしい切り口のアイデアを、次々と提案してくれました。
まるで、私の悩みを理解してくれている優秀な壁打ち相手が、突然現れたような感覚でした。
AIは、単に作業を代行してくれるだけでなく、自分の思考の枠を広げてくれる、最高のパートナーにもなってくれるんだな、と実感した瞬間でした。
まとめ:良いプロンプト例を真似てAIを使いこなそう
今回は、Google AI Studioですぐに使える、具体的なプロンプト例を10個ご紹介しました。
- AIへの指示(プロンプト)は、具体的で分かりやすい「指示書」を意識する。
- 役割(あなたは〇〇です)を最初に与えると、AIの回答の質が向上する。
- ブログ記事作成、アイデア出し、メール作成など、様々な場面で活用できる。
- まずはテンプレートをコピペして、自分流にアレンジすることから始めるのがおすすめ。
良いプロンプトの「型」を知るだけで、AIはあなたの想像をはるかに超える能力を発揮してくれます。
ぜひ、この記事のプロンプト例を参考に、あなただけの「最強のアシスタント」を育ててみてくださいね。
お役立ちリンク集
公式サイト・技術情報など(外部リンク)
Googleによる、プロンプト作成の公式な手引きも非常に参考になります。
- Google AI for Developers – Prompt design strategies
Googleの公式ドキュメントです(英語)。より良い結果を得るための、プロンプト設計の戦略が詳しく解説されています。
→https://ai.google.dev/docs/prompt_best_practices
関連記事(内部リンク)
Google AI Studioの基本的な使い方が分からない場合は、こちらの記事からご覧ください。
- そもそも始め方がわからない → 【完全版】Google AI Studioの使い方!始め方からプロンプト例まで初心者向けに徹底解説
- APIキーって何? → 【3分で完了】Google AI StudioのAPIキーを無料で取得する全手順
免責事項
本記事で紹介しているプロンプト例は、2025年7月時点でのAIの挙動に基づいています。
AIの性能向上や仕様変更により、得られる結果は変化する可能性があります。
本記事の情報を利用したことによるいかなる損害についても、当ブログでは一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。